シマ吹くろう心感覚の森

~ピュアな気持ちで幸せ探求~

人生にある様々なシーンの心と感覚をブログで表現。心感覚ingの森「ここは真剣に幸せを求め幸福の方法を育む人がオンラインで集まるところ」。癒しの音色と素敵な人生メッセージをライブで届ける手笛で話奏の森。など♪

記憶のはじまり

薄着だったので夏の晴れた日だろう。

そこは広さ六畳ほどの畳部屋。

縁側があり窓も全開で夏の風が気持ちよく感じていた。

私は部屋の真ん中で、両足を前に投げ出すように座って遊んでいた。

何かの物いじりをしていたようだ。

そこへ羽のある一匹の虫が飛んできて右足の親指にとまった。

「あっ!」

何だろう…と思った。

親指の先がくすぐったく感じてもじもじ動かした。

するとその瞬間、チクッと刺さる刺激を感じた。

「痛い!!」 

虫はすぐ飛んで行ったが痛みは強烈に残っていた。

私はいきなり泣いた。

ワ~ン、ワ~ン、とけたたましく泣いた。

これでもかと言わんばかりに、びっくりしたのと痛いの気持ち思いをアピールした。

突然おおきな泣き声を上げた私に気づき、別の部屋にいた母が何ごとかと駆け寄ってきた。

「虫が…虫が…」と刺された親指を指さし泣きながら訴える私。

母は蜂に刺されたと直感したのか、ちょっと苦笑いしながら「そうね。虫に刺されたのね。痛いの痛いの飛んで行けー。どうね、痛いの痛いの飛んで行けー。」と何度も何度も手を親指にあてておまじない。

私は不思議と少し気持ちが落ち着いた。

これが私の記憶の始まり。

3歳の出来ごとだと後で聞かされた。


私にとって最初の大きな苦難。

自分に危害を加える存在を知った初めての瞬間だったと思う。

 

《振り返り心感覚》

3歳といえ感情とともに状況まで鮮明に記憶に焼き付いている。この出来ごとの前後はまったく覚えていない。ここだけ覚えている。

足の親指を動かさなければ…、一瞬にして払いのければ…、と今は対応を考えられるが、3歳の私には必死で泣いて母に訴えるしか術がなかったのです。

 

この頃に記憶にある人の存在は母だけ。

母が直ぐに来てくれたこと、おまじないを何度もしてくれたこと、苦笑いで対応していたこと、などなど状況から3歳の私は大丈夫なんだと少し安心した。この時期、母の存在はすごく大きい!と思う。

 

《心感覚ing》

蜂に刺されるという苦難があり、母の存在や当時の境遇を3歳の記憶として残すことが出来た。貴重な出来事だった。

どの世代にも共通の変わらぬ大切な学びがある。それを伝えたい。愛する孫たちに向けて。。。