手笛(ハンドフルート)の発音は、吹き口の間接的なエアリード式で音が鳴ります。
音程(ピッチ)は、両手を合わせて作る空間の広狭でメロディを奏でます。
管楽器に多い吹き口に薄片リードを用いてそのリードが振動して音源となるリード楽器に対して、エアリード式とは薄片リードを用いず、空気を絞りビーム状にして吹き口のエッジに当てて、その空気が切れて振動することで音源となります。
リコーダーやオカリナ、フルート、尺八、篠笛、龍笛などがあります。
手笛(ハンドフルート)は、両手の親指の隙間から息を吹き込み、吹き口である両親指の下で水平に位置する人差し指に息が当たり、屈折した息(空気のビーム)が両親指の付け根の部分で上下に切れて音が鳴る間接的エアリード発音です
さらに手笛(ハンドフルート)は、空洞の中で気流の渦が響くヘルムホルツ共鳴があります。
例えば 空き瓶の口に息を切るように吹き込むと「ボー」という音が鳴りますが、容器の中で共鳴が起きて音が鳴ります。
それと同じような共鳴です。
オカリナ、ギター、ヴァイオリンなど空洞で音を大きく響かせます。
手笛(ハンドフルート)はこれら両方の音が鳴る仕組みで広い音域がつくられていると考えられます。
つまり、両手を組み合わせて作った空洞に両親指の隙間から息を吹き込んで細い空気の流れが作られ、さらに両親指の下に水平に位置する人差し指に息を垂直に当てることで空気の流れが屈折して間接的に親指の付け根のエッジで空気が切れて気流の渦が多方面から複雑にぶつかり合い両手の空洞全体が共鳴する 間接エアリード共鳴と言えます
(下図:手笛マウスピースの空気の流れを参照)
音程は両手でつくった空洞の広さを変えることで練習を積み重ね2オクターブ以上の音域で鳴るようになり、様々なジャンルの曲を歌や鼻歌するように覚えたメロディーを自分の感覚で自由に奏でて演奏を楽しめるのが特徴です
口内部で共鳴させる口笛や指笛とは異なり、完全に手が楽器になっていると言えます
音色は中低音域でオカリナに似て、高音域では口笛に近く、演奏を聴いた人々に「手で吹いてこんなに優しく綺麗で癒される音が出るのね」と驚かれます。
その音色の美しさから聴いた多くの人が興味を持ち真似して吹くのですが100人に1人の割合で音が出れば良い方で、広い音域で綺麗な音色を鳴らすのが非常に難しい。
「とても楽曲を演奏するなんて出来ない」と多くの人が手笛を諦めてしまうのが現状です。
【手笛演奏の楽しさ♪】
・耳で音をコピーして音程を合わせる楽しさ
・メロディーを覚えればすぐに演奏表現できる楽しさ
・いつでもどこでも吹いて演奏できる楽しさ
・息を吹くこと & 演奏活動を通して体内外の運動になる楽しさ
・音楽でコミュニケーションの場に参加できる楽しさ
【ハンドフルート補助マウスピース「愛称:吹音(ふくね)」誕生!】
そんな皆があきらめてしまう状況がとても悲しく寂しくて何とかして手笛演奏を多くの人々に身近に楽しんで欲しいと研究を続けてきました。
そしてやっと手笛の難しさである「広い音域で音を安定的に鳴らす」と言う最大の課題を簡単にする方法を創りました。
それがハンドフルート補助マウスピース「吹音(ふくね)」です。
吹音(ふくね)は、研究を重ねて手笛で音が鳴るところを助ける形状を実現しました。
そして「吹音(ふくね)」を吹き口に握って使うことで簡単に手笛演奏が楽しめるようになりました。
【手笛マウスピースの空気の流れ】
※手が楽器ハンドフルートの場合も同様、親指下に水平位置する人差し指に息を垂直に吹き当てて音が鳴る空気の流れ図
ハンドフルート補助マウスピース「吹音(ふくね)」の使い方は、片手の親指と人差指の間に「吹音」を握って両手を合わせて空洞をつくり「吹音」の先端に息を吹き込めば簡単に音が鳴ります。
そして両手の空洞の空間を広くすれば低い音程が鳴り狭くすれば高い音程が鳴ります。
音程のイメージと手の感覚が一致するように練習をすることで様々な楽曲を簡単に演奏出来るようになります。
詳しくは以下の「手笛マウスピース(吹音)の使い方」で紹介してます。
「手笛マウスピース(吹音)の使い方」↓↓↓↓↓
https://shimafukuro-hand.com/fukuneuse
この様な手笛補助具は前例がなく、只今 「手笛マウスピース吹音」は特許庁登録済みです。