人生凸あり凹あり心感覚
家から歩いて15分ほどのところに新入学する小学校があった。初めて自分のクラスを担任する先生の名前と顔を今でも鮮明に覚えている。名前は東条先生。女性でまぁまぁ若く優しい丁寧な先生だった。 東条先生は1年限りの担任だったと思うが、一つだけ思い出深…
場所は九州福岡。私が5歳、弟が3歳。 その時は突然おとずれた。 天気は晴れ、季節は覚えてない。 交通量もまばらな住宅兼小さな事務所の前で、私が一人で遊んでいると、ときどき遊んでくれる職場の男の人が声をかけてきた。 「お母さんに会いたい? お母さ…
3〜4歳ころの思い出せる記憶が他にもいくつかある。その一つ、誰だったかまでは覚えてないが、少し年上の近所のお兄ちゃんとの思い出。 ある家の庭で遊んでいると、その子が「来てみろ」と声を掛けてきた。着いて行くと縁側の下らしきところで砂に小さな穴が…
三つ子の魂、百までとあるが、どうなんだろう。。。 そこは縁側につながる畳の部屋。 部屋と部屋を仕切る障子(しょうじ)と言う開き戸があった。 よたよた、障子戸に手をかけた瞬間、ずぼ!っと指が抜けた。 指をもどすと穴、穴の先の部屋の様子。。。 新しい…
薄着だったので夏の晴れた日だろう。 そこは広さ六畳ほどの畳部屋。 縁側があり窓も全開で夏の風が気持ちよく感じていた。 私は部屋の真ん中で、両足を前に投げ出すように座って遊んでいた。 何かの物いじりをしていたようだ。 そこへ羽のある一匹の虫が飛ん…